2010年7月17日土曜日

Farfalle Salad with Salmon

 今日 ご紹介するパスタ・サラダは 蒸し暑い日にぴったり、栄養のバランスが抜群です。ほうれん草、トマト、玉ねぎに 美味しいと他のパスタにはない歯応えのファルフェル(ちょう結び形)パスタを合わせてあります。これ等 健康的な惣菜を包み込んで、それぞれの味を引き立てるのは 心身をさわやかにするレモンとディル(イノンドの葉)のドレッシングです。

 北欧、ドイツ、オランダやベルギーなどで、には独特の香りを持つディルをよく合わせています。スモーク・サーモンにクリームチーズ、ディルと玉ねぎを ベーグルに乗せて食べるのが有名です。最近は生のディルの葉がスーパーにも売られていることがありますが、乾燥ディルもドレッシングに使えます。


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レシピ
鮭とほうれん草のパスタ・サラダ
レモン・ディルのドレッシング

材料: (2人分)
ファルフェル(ちょう結び形のパスタ) ・・・ 100g(ほかのショット・パスタでもOK)
鮭 ・・・ 125~175g (甘塩鮭、生鮭か スモーク・サーモン: *注 参照)
・ ドレッシング
|オリーブオイル ・・・ 大さじ1(エキストラ・ヴァージン)
|レモン汁 ・・・ 大さじ2
|レモンの皮 ・・・ 小さじ1(黄色い部分だけ、細かいみじん切り)
|にんにく ・・・ 1かけ(細かいみじん切り)
|生ディルの葉 ・・・ 大さじ2(細かく刻む、乾燥ディルなら、小さじ1強)
|塩・コウショウ ・・・ 各小さじ1/2
玉ねぎ(あれば、赤か紫) ・・・ 1/2個(薄くスライスする)
ミニ・トマト ・・・ 8~10個(ヘタをとって、半分に切る)
ベイビーリーフ ・・・ 50g
ほうれん草(あれば、サラダ用) ・・・ 100g
調理法
1) 塩を入れた(分量外)お湯でパスタを茹で始める。パスタが茹で上がったら、お湯を切って、氷水で冷やす。
2) 鮭を準備して、冷やす。(*注 参照)
3) ドレッシングの材料を全部大き目のボールに入れて、よく混ぜ合わせる。
4) 玉ねぎ、トマトとベイビーリーフを加えて、混ぜる。
5) パスタの水気をよく切って、ボールに加えて、混ぜる。
6) ほうれん草を洗って、よく水切りをして、手でちぎってボールに加えて、混ぜる。
7) 器に盛って、上に準備した鮭を乗せる。

*注: このサラダ用のはいくつかの方法で準備できます:
1) 生鮭の切り身に軽く塩とコウショウをふって、おいておく。小さな鍋かフライパンに:水200cc、辛口の白ワイン、香味野菜(にんじん、玉ねぎ、セロリーなど)を少々入れて、沸騰させせ、弱火にする。鮭を鍋に入れて、2分間とろ火で煮てからひっくり返してさらに1分煮る。火からおろして、冷めるまでおいておく。鮭を汁から取り出して、皮や骨をとって、身を器に入れて、冷蔵庫でしばらく冷やす。サラダに乗せるとき、手で適当な大きさにちぎる。
2) 小さな鍋かフライパンに牛乳100ccと水100ccを入れて、沸騰させ、弱火にする。甘塩鮭の切り身(2つほど)を鍋に入れて、2分間とろ火で煮てからひっくり返してさらに1分煮る。火からおろして、冷めるまでおいておく。鮭を汁から取り出して、皮や骨をとって、身を器に入れて、冷蔵庫でしばらく冷やす。サラダに乗せるとき、手で適当な大きさにちぎる。
3) スモーク・サーモンを使う場合、適当な大きさにきって、器に盛ったサラダの上に乗せるだけでOK。

今日の料理を作ってみた方はもちろん、
ご質問やメッセージのある方かも「コメント」をお待ちしてい ます。
ヨロシク

2010年7月12日月曜日

California Style Green Pasta Salad

 パスタ・サラダに大事なのは: 1)色合い 2)歯応えの変化 3)ドレッシングのリッチな舌触り、と4)ハーブやスパイスによる味のアクセント、だと思います。今日 ご紹介するサラダのドレッシングの基本がアボカドですから、きれいな緑色をバランス良く、ゆで卵の白身と黄身を合わせています。歯応えのためにはセロリとくるみを加えています。青ネギとディジョン・マスタードは味のアクセントになります。
 今日のサラダはアメリカ生まれ、有名な海苔巻きすし:「カリフォルニア・ロール」にちなんで名付けました。アボカドまぐろツナ)、貝割れ大根や薄焼き卵を酢飯に巻かれているので、それをご飯ではなくパスタで工夫しました。
 このブログでアボカド料理をご紹介する度に申し上げているよう、脂肪分が豊富ですが、栄養価が高い食材です。《脂肪分はほとんどが不飽和脂肪酸であり、血中コレステロールを増加させる心配が少ないです。むしろ、血液中の善玉 ( HDL ) コレステロールを増やす働きをします。ビタミンEも多く含まれています。》

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レシピ
カリフォルニア風・緑パスタ サラダ
材料: (2人分)
固ゆで卵 ・・・ 2個 (冷やす)
コンキリエ(貝殻の形のパスタ) ・・・ 100g (他のショット・パスタでもOK)
アボカド ・・・ 1/2個 (熟したものを選ぶ)
プレーン・ヨーグルト ・・・ 大さじ2
オリーブオイル ・・・ 大さじ1 (エキストラ・ヴァージン)
レモン汁 ・・・ 大さじ1
ディジョン・マスタード ・・・ 大さじ1
(好みで: 砂糖 ・・・ 小さじ1/4)
塩・コウショウ ・・・ 各小さじ1/4弱
缶詰のツナ ・・・ 1缶[80~135g] (汁を捨てる)
セロリ ・・・ 1/2本 (斜めに薄くスライスする)
くるみ(ひまわりの種でもOK) ・・・ 50g (粗みじん切り)
ブロッコリーのスプラウト(新芽、貝割れ) ・・・ 1パック
青ネギ ・・・ 約1/2束 (刻んで、50cc)
(お好みで: 玉ねぎ ・・・ 1/4個 (みじん切り)
調理法
1) 卵をゆでて、よく冷やす。
2) 塩を入れた(分量外)お湯でパスタを茹で始める。パスタが茹で上がったら、お湯を切って、氷水で冷やす。
3) アボカドは皮をむいて、種をとって、ボールに入れて、ナイフで2cm角ぐらいに切る。
4) ヨーグルト、オイル、レモン汁、マスタード、(使うなら砂糖)と塩・コウショウをボールに加えて、ゴムベラなどでよく混ぜ合わせる。(アボカドを少しつぶすように混ぜる。) 味をみて、塩・コウショウで整える。
5) 大きな別のボールに、ツナ、セロリ、くるみ、スプラウトと青ネギを入れて、軽く混ぜる。ステップ2のパスタをよく水切りをして、ボールに加える。
6) ステップ4のアボカド・ドレッシングを5のボールに加えて、よく混ぜ合わせる。
7) 冷やしたゆで卵の殻をむいて、粗みじん切りにして、6のボールに加えて、ゴムベラなどで軽く混ぜ合わせて、冷蔵庫で1時間 冷やす。器に盛る。(好みで、レモンの輪切りやトマトで飾る。)

バリエーション: ディジョン・マスタードの代わりに小さじ1のわさび(チューブ入り)か柚子コウショウを使っても美味しいです。ツナ缶の代わりに蒸し鶏(むね)を割いたものでもアボカドと相性はとてもいいです。

今日の料理を作ってみた方はもちろん、
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ヨロシク

2010年7月9日金曜日

Creamy, Colorful Pasta Salad

 今日 ご紹介するパスタ・サラダシラントロ(香菜・パクチー)とライム汁で少し中南米風の一品です。涼しくて、クリーミーなドレッシングにハムと野菜が彩りよく混ざり合って、食欲を起こさせることを約束します。
 このクリーミー・ドレッシングはマヨネーズ入りのドレッシングよりカロリーは低く、あっさりしています。シラントロの代わりに生バジルの葉やパセリ、ルッコラ、ディルなど他の香り高い菜っ葉を加えると様々サラダに使えます。ぜひ メモをして、冷蔵庫に貼ってください。(カロリーを押さえるために、レシピには缶詰のエバーミルとコテージチーズを使っています。贅沢バージョンには生クリームとリコッタ・チーズを使っていて、深い味わいが楽しめます。しかし、暑い夏の日には、脂肪分が少なくてさっぱりしたAmeFoodie流をお勧めします。)
 本来はこのサラダには「ヒカマ(Jicama)」という、メキシコ原産の根野菜も使っています。歯応えはりんごに似ていて、味は甘さのあるジャガイモのようです。普段、生で食べられています。味はぜんぜん違いますが、彩を考えて、好物のラディッシュを代用しています。

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レシピ
クリーミー多彩サラダ
材料: (2人分)
フスィリ (らせん状のパスタ) ・・・ 100~125g(他のショット・パスタでもOK)
・ ドレッシング
|エバーミルク(無糖、缶詰) ・・・ 100cc(練乳, コンデンスミルクではない!)
|オリーブオイル ・・・ 大さじ2(エキストラ・ヴァージン)
|コテージチーズ ・・・ 100g
|シラントロ(香菜、パクチー) ・・・ 1/4カップ(*注 参照)
|ライム汁(なければ、レモン汁) ・・・大さじ2
|塩・コウショウ ・・・ 各小さじ1/4弱
ハム ・・・ 100g (長さ3、4cmの千切り)
パプリカ(黄色、オレンジなどのピーマン) ・・・ 1個 (みじん切り)
グリーン・ピース (冷凍) ・・・ 150g (自然解凍、茹でる必要はない)
玉ねぎ(あれば、赤か紫) ・・・ 1/4個 (みじん切り)
好みのオリーブ ・・・ 大さじ2 (種をとって、粗みじん切り)
ラディッシュ ・・・ 4個 (薄い輪切り)
シラントロ(香菜、パクチー)の葉 ・・・ 10枚(*注 参照)
調理法
1) 塩を入れた(分量外)お湯でパスタを茹で始める。
2) ドレッシングの全材料をミキサーかフードプロセッサーに入れて、なめらかで軟らかくなるまで、機械をまわします。(コテージチーズのつぶつぶがなくなるまで)
3) パスタが茹で上がったら、お湯を切って、ザルに入れたまま水道水で荒熱をとってから、よく水気を切って、大きなボールにドレッシングと混ぜ合わせる。
4) 他の材料もボールに加えて、よく混ぜ合わせてから、冷蔵庫で1時間 冷やす。
5) 再度、混ぜ合わせて、器に盛る。
*注: シラントロ(香菜、パクチー、生コリアンダーの葉は全部 同じ植物)が3、4束を1つのポリ袋に入ったのをスーパーでよく売っています。このレシピに用には1袋全部を使います。先ず、ステップ4用に葉っぱだけ10枚をとっておいて、根の部分だけ切り取って、残りの葉っぱと茎を粗みじん切りにしてステップ2でドレッシングの材料といっしょにミキサーかフードプロセッサーに入れます。(茎も非常にいい香りがするので、捨てないで使いましょう。)

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ヨロシク

2010年7月6日火曜日

Italian Flag Salad

 先月からの冷たい麺類料理のテーマが続きます。今日はとても簡単なサイド・サラダです。(ダイエット中の方も安心して食べられます。)緑・白・赤のパスタサラダをご紹介します。そうです・・・イタリアの国旗の色です。バジル、モツァレラとトマトのトリオはイタリア料理の基本の1つと言えましょう。さっぱりしていて、冷やした白ワインと相性が抜群ですから、ぜひ お試しください。


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レシピ
イタリアの国旗サラダ
材料: (2人分)
ペンネ(他のショット・パスタでもOK) ・・・ 100g
トマト(中) ・・・ 2個(縦に8等分に切る、皮をむく必要はない)
モツァレラ・チーズ(「生」) ・・・ 100g(1cmぐらいのサイコロ状に切る、<*注 参照>)
バジルの葉(生) ・・・ 20枚(手でちぎる)
ドレッシング
|オリーブオイル ・・・ 小さじ2(エキストラ・バージン、香りの良いものを選ぶ)
|白ワイン・ビネガー ・・・ 大さじ1.5(レモン汁、小さじ3+酢、小さじ1でもOK)
|玉ねぎ(大) ・・・ 1/2個(おろし器でおろす)
|にんにく ・・・ 1かけ(包丁の背でつぶしから、細かいみじん切り)
|塩・コウショウ ・・・ 各小さじ1/4弱
調理法
1) 塩入れた(分量外)お湯でパスタを茹で始める。
2) トマトを切って、大きなボールに入れる。
3) ドレッシングの全材料を別のボールに入れて、よく混ぜ合わせる。
4) パスタが茹で上がったら、お湯を切って、ザルに入れたまま水道水で荒熱をとる。
5) パスタとドレッシングを)のトマトに加えて、混ぜ合わせる。
6) モツァレラを切って、ボルに加える。
7) バジルをちぎって、ボルに加える。
8) 混ぜ合わせて、冷蔵庫で1時間 冷やす。
9) 再度、混ぜ合わせて、器の盛る。

*注: ポリ袋にパックされた「生」タイプのモツァレラ・チーズは真っ白でもちもちしていて、美味しいのですが、近所のスーパーにおいていない場合があります。AmeFoodieはよく代わりに粒タイプのコテージチーズを使うこともあります。脂肪分も塩分も他のチーズより低いので健康的でもあります。使う場合はステップ3、ドレッシングの材料を混ぜ合わせてから、コテージチーズ150gぐらいを加えて、ゴムベラでも使って、ほぐしてください。
バリエーション:
A. ミックスビーンズ(ドライパック、120g、缶詰)を1缶をステップ5でいっしょに混ぜる。たんぱく質と植物繊維をアップして、さらに健康的です。
B. 汁をよく切ったツナ缶(小)をいっしょに混ぜ合わせると立派なランチ・サラダになります。
C. アンチョビーの風味がお好みの方はドレッシングに塩の変わりにナンプラを小さじ1/2弱を入れてみてください。ほとんど、アンチョビーと同じ味です。
D. もちろん、ピリ辛料理を好む方はコウショウではなく、唐辛子を入れてもOKですよ。

今日の料理を作ってみた方はもちろん、
ご質問やメッセージのある方かも「コメント」をお待ちしてい ます。
ヨロシク