2010年6月4日金曜日

Exotic Beef, Tomato & Bean Thread Salad

 今月はパスタ・サラダなどの冷たい麺類のワン・ディッシュ料理をテーマとしてご紹介していきます。ジメジメした梅雨を前にさっぱりした食事をご提案したいと思います。日本にお素麺、ざるそば、ひやむぎなど、蒸し暑い日にぴったりな美味しい料理があります。海外に冷たい麺類と言えば、「マカロニ・サラダ」しかないとお思いになる方のためにAmeFoodie流に各地からの冷たい麺類を工夫して日本の家庭で簡単に作れる料理をご案内します。

 今日は東南アジア風の牛肉とトマトの冷たい春雨のサラダをご紹介します。ナンプラ、パクチー、にんにくと(もちろん)唐辛子で口を喜ばしましょう。タイ産のチリソース「シラチャー」は輸入雑貨屋さんに置いています。<詳しくは姉妹ブログにてご覧ください。>
 レシピにある「牛のステーキ用」というのは手ごろの赤身の輸入肉を選んでください。(高価な脂肪分の多い和牛肉は勿体無いし、柔らか過ぎる。)
 トマトは腐る直前の完熟したものが適しています。(皮をむく必要はないです。)
 春雨は中国産の緑豆の鍋料理やサラダ用の春雨を使ってください(例:「龍口粉絲」)。
 牛を食べない方のために、レシピの下に牛肉を使わない、干しえび入りドレッシングのバリエーションも載せました。


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レシピ
エキゾチックなビーフ・トマト・春雨のサラダ
材料: (2~4人分)
ドレッシング
|ライムの絞り汁 ・・・ 小2個分(60~70cc)・レモン汁でもOK
|黒酢 ・・・ 大さじ1(あれば、中国産<姉妹ブログ参照>)
|パクチー(香菜、シラントロの葉) ・・・ 50cc(細かく刻んだもの)
|黒砂糖(ブラウン・シュガー、蜂蜜でもOK) ・・・ 小さじ2~3(好みの甘さで)
|ナンプラ か ヌックマム ・・・ 大さじ3
|シラチャー ・・・ 小さじ1~大さじ2(好みの辛さで)
|にんにく ・・・ 2かけ(細かいみじん切り)
|水 ・・・ 大さじ1
|昆布だしの素(顆粒) ・・・ 小さじ1/2
|ゴマ油 ・・・ 大さじ1
サラダ
牛のステーキ用肉 ・・・ 1枚(150~200g)
塩・コウショウ ・・・ 各1つまみ
ゴマ油 ・・・ 小さじ1
玉ねぎ(あれば赤か紫) ・・・ 1/2個(縦に薄くスライス)
トマト(中) ・・・ 4個(縦に8等分のくさび状に切る)
黄色かオレンジ色のピーマン ・・・ 1個(縦に細いスティックに切る)
きゅうり ・・・ 1本(長さ4~5cmの千切り)
春雨 ・・・ 100g
生のミントかバジルの葉 ・・・ 10枚位(手でちぎる、* 乾燥ハーブなら、小さじ1)
調理法:
* 下準備
1) ドレッシングの材料を全てボールに入れて、砂糖が溶けるまで混ぜる。(乾燥ミントかバジルを使う場合はいっしょに入れる。)味をみて、砂糖やシラチャーで整える。おいておく。
2) 牛肉に塩・コウショウをふって、熱したフライパンにゴマ油を入れて、強火で牛肉の両面にこげ色が付くまで焼く。(中がまだレアの状態) 火から下ろして、肉をアルミ箔に巻いて、おいておく。
3) 玉ねぎ、トマト、ピーマンときゅうりを切って、大きなボールに入れる。
4) 春雨はお湯に2、3分戻してから、お湯を切って、氷水で冷やしてからよく水気を切る。ザルにとっておく。(キチンばさみで適当な長さに切ると食べやすくなる。)
* サラダを作る
5) 牛肉のホイルを開けて、肉汁をドレッシングに加える。肉は横に薄くスライスをする。4の野菜の入ったボールに加える。
6) 春雨を4のボールに加えて、ほぐしながら、菜箸などで他の材料と混ぜ合わせる。
7) ドレッシングを加えて、全体に回るようによく混ぜる。器に盛って、上にミントかバジルで飾る。(蒸し暑い日には、盛る前に1時間ぐらい冷蔵庫で冷やす。春雨がドレッシングを吸収するので、冷やす場合は、ドレッシングを1/3、かけないでとっておいて、器に盛るときにかける。)
* ヒント: もうちょっと量を増やしたい場合は白菜の柔らかい部分、1/8株位を横の千切りにして、器に下に敷いてから上にサラダを盛る。(他にも、レタスやベイビー・リーフでもOK)

バリエーション(牛肉を使わない):
* 干しえび ・・・ 大さじ山盛り1
* 厚揚げ豆腐 ・・・ 1丁(上のレシピの牛肉の代わり)
1) 干しえびは茶漉しなどに入れて洗ってから、水切りをする。干しえびをポリ袋に入れて、麺棒などで軽くたたいてから、ドレッシングの材料に混ぜる。
2) 厚揚げはオーブン・トースターかアミで焦げ目が付くまで焼く。荒熱が取れたら、スライスをして、切った野菜と混ぜ合わせる。後の材料や調理法は上のレシピ通りにサラダを作る。

今日の料理を作ってみた方はもちろん、
ご質問やメッセージのある方かも「コメント」をお待ちしてい ます。
ヨロシク