2011年10月14日金曜日

Salmon Salad Dip

サーモン・サラダのディップ

先月、楽しくて大好きな池袋にあるジャズ・ライブハウス「P's Bar」に行った時に、マスターのポンポクさんがよく当ブログを宣伝してくれるので、ちょっとしたおツマミ用のサラダを作って持って行きました。その「鮭缶」で作ったサラダ(ディップ?)がとても好評で、マスターに「ブログに載せなさい」と言われました。
このサーモン・サラダのディップはよく作りますが、作り方が毎回 少し違うので、先ずは基本のレシピとそれぞれのヴァリエーションをご紹介します。
作るとき、鮭の身が崩れますので、「さけ細肉」と表示している、とても低価格のもので充分ですが、さらに色良く作りたい場合は「Red Salmon」と表示している缶詰を買ってきてください。(味はそれほど変わらないと思います。)
ドイツや北欧料理に、相性がとても良い、ディルを鮭(サーモン)に合わせることが多いです。生のディル(葉)がた~まにスーパーなどで売っていますが、乾燥ディルの瓶詰めは比較的に見つけやすいと思います。
ところで、載っている写真はお店で撮って物なので、色が悪いのとピッンと合ってません。料理は美味しいですが、写真はうまくないです~ゴメンなさい。
 
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レシピ
サーモン・サラダのディップ
基本の材料: (2~3人分)
鮭の缶詰(90g~110g入り) ・・・ 1缶 (汁は捨てる)
ピッケル・れりっシュ ・・・ 大さじ山盛り1杯と半 (*注1 参照)
ディジョン・マスタード ・・・ 小さじ1
玉ねぎ ・・・ 1/4個 (細かいみじん切り)
ディル(葉) ・・・ 生なら、大さじ1(細かく刻む) 乾燥の場合、小さじ1/2
マヨネーズ ・・・ 大さじ2~3 (好みの濃度で、*注2 参照)
調理法
1)全ての材料を混ぜ合わせる。
2)30分程度、冷蔵庫に寝かせて、再度混ぜ合わせて、器に盛る。
パン、クラッカーや野菜スティックといっしょに召し上がってください。

ヴァリエーション: 下記の材料もいっしょに混ぜ合わせるとさらに美味しくなります。
(1つでも、2つでも、全部 入れてもOK。材料の種類が多いとマヨネーズの量も増やす必要があるかも知れません。)
ゆで卵 ・・・ 1個 (粗みじん切り)
きゅうり ・・・ 1/4本 (細かいみじん切り)
ピーマン ・・・ 1/4個 (細かいみじん切り)
セロリ ・・・ 1/4本 (細かいみじん切り)

*注1: 珈琲屋Kaldiで見つけた商品:「ケーパー&ディルレリッシュ(瓶詰め)」はピッケルのみじん切りにケーパーとディルが混ざってあります。これを使うと上記のディルは不要です。レリッシュが手元にない場合、きゅうりなどのピッケルを細かいみじん切りにして使ってもOKです。
*注2: マヨネーズの使う量はお好みで決めてください。ポテトチップスや薄いクラッカーですくって食べる場合はマヨを多めに入れて、鮭の身が細かく崩れるようによく混ぜると食べやすいと思います。サンドの中身やしっかりしたパンに塗るなら、逆にマヨを少なく、軽く混ぜると見栄えと歯応えは良くなると思います。

今日の料理を作ってみた方はもちろん、
ご質問やメッセージのある方かも「コメント」をお待ちしてい ます。
ヨロシク



2011年9月25日日曜日

Simple (Mini) Tomato Pasta

シンプル(ミニ)トマト・パスタ - 美味!簡単!

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レシピ
シンプル(ミニ)トマト・パスタ
材料: (2人分)
スパゲッティ ・・・ 2人分(140g~250g、好みの量で)
オリーブオイル ・・・ 大さじ1+小さじ1(エキストラヴァージン)
にんにく ・・・ 3かけ(皮をむいて、薄くスライスに切る)
唐辛子(鷹の爪の輪切り、キムチ用粉末など) ・・・ 小さじ1/2(好みの辛さで量を調節)
ミニトマト(チェリートマトなど) ・・・ 450g(約300cc、1.5から2パック分、大きさによる)
生のバジルの葉 ・・・ 8~10枚(手で細かくちぎる)+4枚ぐらい(飾り用)
あれば、ナツメグ ・・・ 小さじ1/4
塩・コショウ ・・・ 適量(各1つまみ)
パルメザン・チーズ ・・・ 大さじ1+小さじ1
調理法
1)スパゲッティを茹でお湯を沸かし始める。
2)大き目のフッ素加工フライパンにオリーブオイル、大さじ1とにんにくのスライスを入れて、とろ火にかけて、ゆっくりとにんにくが狐色になるまで炒める(焦げてしまわないよう注意。)
3)狐色のなったら、唐辛子、バジルの葉とナツメグを加えて、混ぜ合わせて、1分ぐらい炒める。
4)ミニトマトを加えて、中火にして、混ぜながら炒める。
5)と同時に、沸騰したお湯の鍋に塩を加えて、パスタを茹で始める。
6)パスタが茹でている間、トマトをヘラでつぶしながら、炒め続ける。
7)パスタが茹で上がる直前にお玉1杯分の茹で汁をトマトのなでに加える。
8)パスタの湯を切って、トマトのフライパンに加える。
9)オリーブオイル、小さじ1とパルメザン・チーズ、大さじ1を加えて、パスタやソースがよく絡み合うように混ぜる。
10)器に盛って、残りのパルメザン・チーズを上にふりかける。

ヴァリエーション: このレシピを基にして、無数のヴァリエーションが考えられますが、先ずはそのいくつかの例をご紹介します:
A) 唐辛子の量を増やせばアラビアッタ風になります。
B) 茄子(大、一本)を串かフォークで数箇所に皮をさして、皿に乗せて、電子レンジで3分 加熱します。手で触れるぐらいに荒熱が取れたら、輪切りにします。基本レシピのステップ4で、茄子をトマトといっしょに加えます。他は上記の同じです。これは時に秋茄子が出回る時期にお勧めします。
C) 冷凍にシーフードミックスかむきえびをボウルに入れて、大さじ1の日本酒と1つまみずつの塩・コショウを加えて、指先で時々混ぜながら、自然解凍にします。


今日の料理を作ってみた方はもちろん、
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ヨロシク

2011年9月10日土曜日

Spanish Omelette with Green Peas

卵焼き


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厚焼き卵、だし巻き卵、子供から大人まで 誰も卵焼きが好きです。世界中の人々は様々な形で卵焼きを食べています。中でも有名なのはフランスの「オムレツ omelette」でしょう。英語でも卵焼きの呼び名にフランス語のオムレツ「omelet」を使っています。チーズや野菜の具が入っていなくても、半分の折り畳んだフランス風オムレツは西洋卵焼きの代表と言えるでしょう。
イタリア料理の人気と共にイタリア風卵焼き「フリッタータ frittata」も知られるようになってきています。フリッタータを作るときは卵と具をいっしょに混ぜて、鍋で片面を焼いてから、オーブンで仕上げます。フランスのオムレツより厚く、出来立てでも、冷えてから常温でも食べられています。
スペイン風のオムレツの代表は薄くスライスされたジャガイモなどが入っていて、「トルティージャ tortilla española」と言います。中の具をフライパンで炒めてから、卵を流しいれ、両面をフライパンで焼きます。

今日はそのスペイン風卵焼きの基本的な作り方を紹介します。入れる具はお好みでいくらでも代用できますので、この簡単なレシピを覚えておくと重宝すると思います。すぐ出来るので、大人数のために作る場合にも、小さなフッ素加工フライパンで2人分ずつを作るとひっくり返すのも簡単です。



レシピ
グリーン・ピース入りスパニッシュ・オムレツ
材料: (1、2人分)
玉ねぎ ・・・ 1/2個 (細かいみじん切り)
にんにく ・・・ 1かけ (細かいみじん切り)*にんにくが苦手なら、省いてもOK
バター ・・・ 小さじ1
オリーブオイル ・・・ 大さじ1 (エキストラヴァージン)
グリーン・ピース(冷凍) ・・・ 100g (ザルなどに入れて、常温で自然解凍させる)
卵 ・・・ 3個
牛乳 ・・・ 大さじ2
塩 ・・・ 小さじ1/4
コショウ・ナツメグ ・・・ 各1つまみ
あれば→ 生のハーブ(タイム、パセリ、ローズマリーなど) ・・・ 少々 (細かく刻む)
調理法
1) フタ付の小さいフッ素加工フライパン(20cm径)に玉ねぎ、にんにく、バターとオイルを入れて、とろ火で3分 炒める。
2) グリーン・ピースを加えて、 中火で2、3分 炒める。
3) (その間)卵はボウルに割って、牛乳、塩、コショウ、ナツメグと使うなら、ハーブを加えて、よく混ぜ合わせる。
4) フライパンの火を極ほそいとろ火に落として、卵を流しいれる。菜箸などで軽く混ぜてから、フタをして、4分から5分間 動かさないで焼く。
5) オムレツの周囲に少し色が付いてきたら、耐熱のゴムベラを使って少しずつオムレツをフライパンからはずす。オムレツを、大きな皿に移して、その皿を使ってフライパンにひっくり返して戻す。(少し形が崩れても気にしない。)
6) さらに2、3分 焼いて出来上がり。

ヒント
上のレシピにむきえび、ハム、ツナなど約100gもステップ2で加えることも出来ます。他の下ゆでされた野菜を足すのももちろんOKです。好みのスパイスも加えるのも楽しいでしょう。

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ヨロシク

2011年9月8日木曜日

Clams & Panchetta steamed in Beer

アサリと生ベーコンのビール蒸し

久しぶりの投稿です。ブログを休んでいる間、載せているレシピについて、多くの有意義なご指摘がありました。例えば、「材料が多すぎる」や「珍しい香辛料が見つけにくい」、「出来上がりの味が想像できにくい」など、どうやら、かなりマニアックな料理が多かったようです。さらに辛い料理やにんにくを利かした料理が苦手な方も多かったようです。これ等のありがたいコメントを素直に認めて、ブログの志向を少し変えてみようと思います。
がしかし、AmeFoodieの存在理由が「人生にもスパイスを 」ということで、スーパーのお惣菜コーナーで買えそうな料理をわざわざ紹介する意味もないと思いますので、見つけやすい材料で簡単に作れて、しかも今までとどこかが違う、美味しさを保証できる一品を紹介しようと思います。ぜひ、相変わらずのご声援をよろしくお願いします。
で、今日はAmeFoodie流の「アサリの酒蒸し」です。
嬉しいことにこの頃、生ハムや生ベーコンが多くのスーパーなどで売られるようになりました。(100円ショップでも見たことがあります。)イタリア風の生ベーコンは「パンチェッタ」といいます。日本で作ったものが比較的低価格で売られていて、普通のベーコンより水分が少なくて、焼くとカリカリになります。香ばしいので、ぜひ 生のままだけではなく、焼いて使ってみてください。
アサリとベーコンの相性が非常に良くて、ビールで蒸すと風味が増し、抜群に旨いですよ!とても簡単ですので、ぜひとも試していただきたいです。

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レシピ
アサリと生ベーコンのビール蒸し
材料: (2、3人分)
パンチェッタ(生ベーコン) ・・・ 60g
オリーブオイル ・・・ 小さじ1/2 (エキストラヴァージン)
アサリ ・・・ 1パック(大)<約300g> (充分に砂だしして、洗ってから水気を切っておく)
玉ねぎ(小) ・・・ 1/2個 (細かいみじん切り)
ビール ・・・ 250cc
万能ネギ ・・・ 3本 (細かく刻む)
調理法
1) 蓋付きのフライパンか中華なべにオイルを敷いて、パンチェッタをとろ火でカリカリになるまで焼く。
2) 火を止めて、パンチェッタをペーパータオルなどにとっておく。
3) 約大さじ1の油を残して、フライパンの余分の油を捨てる。
4) 玉ねぎを入れて、とろ火で半透明になるまで炒める(5、6分)。
5) とっておいたパンチェッタを適当な大きさに切っておく。アサリをフライパンにいれて、パンチェッタとビールを加えて、蓋をして、中火でアサリが開くまで、7、8分蒸す。(長く煮込んだりすると風味が落ちて、アサリが硬くなるので、加熱時間を注意)。
6) 器に盛って、上に万能ネギを散らす。

注:
* 普通のベーコンも使えるが、カリカリにするのに、オイルを大さじ1に増やす。
* アサリの代わりに小さいハマグリがあれば、これもとても美味。
* ビールの代わりに辛口の白ワインやドライ白ベルモットなどでもOK。なければ、日本酒でも代用できる。
* もちろん、万能ネギの代わりに長ネギ、九条ねぎやアサツキでもOK。

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