2010年3月10日水曜日

Sweet Potato Gnocchi

満足度100%のさつま芋ニョッキ

 ニョッキは実に楽しい食べ物だと思います。マルコ・ポーロ氏が中国から麺(パスタ)をイタリアに持って帰る前、古代ローマでもニョッキが食べられていたそうです。元々は小麦粉やセモリナ粉で作られていたが、現在はジャガイモ、かぼちゃ、ほうれん草などを小麦粉と練り合わせても、作られていてバリエーションが豊富です。
 一緒にいただくソースも、バターだけから複雑な味をしたチーズとマッシュルームのクリーム・ソースなどとも相性が抜群に良いのです。もちろん、シンプルなトマトソースにも合います。
 ニョッキはレストランで食べるか、市販のニョッキを買うもの、と考えていらっしゃる方に ぜひ 今日のレシピを挑戦していただきたいです。作るのは決して難しくないです。むしろ、粘土で遊んでいるような作業です。(材料もとても手ごろですし…)
 今日は前回ご紹介した「これだけトマトソース」とぴったり: 満足度100%の「AmeFoodie流 さつま芋ニョッキ」をご提案します。(ご紹介するレシピは4人分ですが、保存するには、形ができてから、例えば半分の量を1時間ぐらい打ち粉を敷いたバットにおいて、少し乾かしてから、引っ付かないように小麦粉をふってから密閉冷凍用袋に入れ、冷凍室で保存ができます。)



写真Copyright © 2010 AmeFoodie All Rights Reserved
写真のニョッキはパン用の全粒粉で作りましたので、色が少し黒く見えますが、味も歯応えも最高です。
写真をクリックすると大きくなります

レシピ
AmeFoodie流 さつま芋ニョッキ
材料: (4人分)
さつま芋 ・・・ 約450g (多きものなら 2/3個ぐらい)
にんにく ・・・ 1かけ(つぶしてから、細かいみじん切り) *注1参照
塩 ・・・ 3g(小さじ1/3ぐらい)
ナツメグ ・・・ 小さじ1/2
溶き卵 ・・・ 1個分
小麦粉(強力) ・・・ 適量(約250g)*注2参照
調理法
1.さつま芋の皮をむいて、茹でやすい大きさに切る。1つまみの塩(分量外)を入れた、たっぷりのお湯で、菜箸が通るまで茹でる。
2.水を切って、さつま芋をボールに入れて、スプーンやつぶし器で、少し固まりが残るまでつぶす。
3.ボールに、にんにく、塩と卵を加えて、混ぜ合わせる。
4.1カップ弱(約180g)の小麦粉を加えて、ヘラなどで捏ねる。さらに手で捏ねながら少しずつ小麦粉を加える。手に生地が引っ付かなくなるまで、捏ねながら小麦粉を足す。
5.生地がまとまったら、4等分に分けて、打ち粉をした台の上で直径1cmくらいの棒状にのばし、1cmの長さに切り分ける。
6.1個、1個のニョッキに、親指で押してくぼみを作る。(芸術的な方は、丸く形を整えてから、フォークの背で模様をつけると市販のニョッキの形になるので、どうぞ…)
7.塩(分量外)を加えた熱湯で茹でる。浮き上がってきてから1分間さらに茹でてからザルにあげてお湯を切る。
8.ソースに入れて、からめてから盛るか、器に盛って、ソースをかける。

*注1: にんにくは好みで入れなくても良いのですが、にんにくの香りをニョッキにつける為というより、さつま芋の味を引き立たせる役割なので、にんにく臭くなることはありません。
*注2: せっかくさつま芋にヘルシーな植物繊維が豊富なので、小麦粉もパン用の全粒粉を使いましょう。他に、パスタ用のデュラムセモリナ粉を使うと歯応えも味も一段と良くなります。≪全粒粉を使った場合は茹でる時に、ニョッキが浮いてからさらに2分間茹でてから引き上げるようにしてください。≫

今日の料理を作ってみた方はもちろん、
ご質問やメッセージのある方かも「コメント」をお待ちしています。
ヨロシク

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