2009年9月27日日曜日

恩師「ジュリア・チャイルド」への恋文

1948年に背丈188センチのアメリカ人主婦、ジュリア・チャイルドは外交官の旦那といっしょにパリに行きました。37歳でした。滞在中にパリの有名料理学校「ル・コルドン・ブルー」で勉強して、フレンチシェフになりました。のち、数年をかけて、友人2人の手伝いもあって「Mastering the Art of French Cooking」という734ページにわたる大作を書き上げ、1961年にアメリカで出版されました。本の宣伝活動の中に、明るい性格と溢れるエネルギーが評判になり、50歳のジュリアがテレビ初の料理番組のスターになりました。2004年に92歳の誕生日を目前に亡くなるまで、かなり高齢になってもずーと旨いものを紹介しいて、手作り料理の魅力をテレビの画面からと書き下ろした数冊の料理本でアピールし続きました。
最初の教育テレビの白黒番組をリールタイムで見られたことは私の人生の大きな幸いで、人に美味しい料理を愛情込めて拵えて食べさせる喜びを与えてくれたと確信しています。テレビの画面と文章でしかお会いしたことはないのか変わらず、今でも、台所に立つといつもジュリアがそばにいてくれます。2今年の8月にアメリカで恩師の影響の大きさを象徴するように「Julie & Julia」という映画が上映されます。大女優、Meryl Streepが受理あの役を演じます。日本で上映されるのを楽しみにしています。
今でも、アメリカでジュリアが主演している料理番組を常時、再放送していて、必ず見ます。本は何冊も持っていて、しばしば読み直しています。1971年に初めてジュリアの本を買って読んだ以来、何度もファンレターを書こうと思っていたが、とうとう恩師があの世へ行ってしまいました。でもジュリアの魂は不滅なので、ここで愛の告白をします:
親愛なるジュリア様
高校生の僕にガーリックマヨネーズを訓えてくれた時からずーと尊敬し、憧れていました。食べ物に対する熱意だけではなく、料理を拵える作業の喜びへ導いてくれたことに心から感謝しています。頓知で明るくて、あなたの「joie de vivre」(生の喜び)が生涯の目標です。少しでも近づくように動力していきます。
出遭えて幸せです。
信奉者ニックより

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