2009年9月27日日曜日

アメリカの料理


ここでアメリカ料理を中心に紹介するつもりはないのですが、日本ではあまりにもアメリカ料理の評判が悪いので、最初のレシピとして、アメリカ南部の定番メニューの1つを案内します。
薄いトンカツのようなもので、テキサス州で生まれたドイツの「ヴィーナー・シュニッツェル」がモトと云われているChicken Fried Steak(チキンフライドステーキ)です。
アメリカ南部の家庭料理店なら必ずメニューに載っています。中性脂肪など気にしていなかったころは好物でした。しかし、脂身の少ない肉を使っていて、揚げ油に浮かべて調理するわけではないので、トンカツよりはカロリーが少ないはずです。オージービーフなど脂身の少ない輸入牛肉がスーパーで割引の際にぜひ試してみてください。《名前の由来はフライドチキンを調理するような衣を着けてフライすることです。》
チキンフライドステーキ
材料: (2人分)
ステーキ用の牛肉 →  250g(肉厚は関係ないので、1、2枚を用意する)
油(ラード、サラダ油)→  適量(フライパンに50mmになるようにする)*
溶き卵 →  1個分
牛乳 →  大さじ2
パン粉 →  150cc(細目でさらさらしたものを用意する)
塩・コウショ →  適量
調理法:
A) 大き目のフライパンを用意する。(27cmなら同時に4枚はあげられるはず)
B) 肉をたたいて、50mmぐらいの薄さにする。同じ大きさの4枚に切り分ける。
C) 両面を軽く塩・コウショ振り掛ける。
D) ふちのある皿に溶き卵と牛乳入れて、混ぜ合わせる。
E) 別の皿にパン粉を敷く。
F) トンカツのように薄くたたいたステーキ両面をたまごにつけてからパン粉をつける。
G) フライパンに油を入れて、煙が出る直前まだかなり高温に熱する。
H) ひっくり返しながら、手早く両面が狐色になるまで焼く。
薄い味しか付けっていないので、好みのソースといっしょに食べてください。なお、伝統的には、残った油をほとんど捨てて、バターを足して、ワイトソースのような「グレービー」を作るのです。これに少々のケチャップを入れて、「赤目グレービー」(Red Eye Gravy)と言います。普通 マッシュポテトを添えるが、米が取れるルイジアナ州などではご飯をいっしょに盛り付けます。
* ラードを使うと一番美味しく、カラッと揚げますが、気になる方は普通の揚げ油を使っても、美味しくできます。
写真はインターネットで見つけたものです。

2 件のコメント:

  1. 美味しそうですね♪
    今度作ってみて、うまくいったら
    P's Barのメニューに加えてみようと思います!

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  2. ポンポコさん!
    この頃 色んなところで会いますね。
    1年前の投稿で、書き方が少し恥ずかしいですが、お役に立つなら嬉しいです。
    また 近いうちにお店でも会いましょう。
    ニック

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