2010年2月12日金曜日

American Breakfast Sausage

アメリカン・ブレークファスト・ソーセージ

 今日のご紹介するレシピは某有名バーガー屋さんの朝メニューにあるサンドを少しヘルシーに工夫したものです。≪写真
 そのファストフードチェーン(黄金のアーチ)で売られている「ソーセージエッグマフィン」について、バーガー屋さんのHPには下記の美味しそうな説明文があります:
  「焼きたてのイングリッシュマフィンに香る、ほのかなバターの風味。厳しく品質管理されたソーセージは、かみしめるほどにジューシー&スパイシー。タマゴのしっとりした白身と柔らかな黄身は、まろやかでクリーミーなチーズと絶妙のハーモニー。その姿、その香り、その味わい、すべてが目覚めたばかりの五感を心地良くくすぐります。アクティブな一日のスタートにピッタリのメニューです。
 そのソーセージエッグマフィンの栄養成分も載っています。下記のようになっています:
   栄養成分
| エネルギー ・・・ 457(kcal)
| たんぱく質 ・・・  19.8(g)
| 脂質 ・・・ 29.3(g)
| 炭水化物 ・・・ 27.8(g)
| 食塩相当量 ・・・ 2.1(g)

 脂肪(油)には1グラム当たり、9カロリー(kcal)がありますので、ソーセージエッグマフィンには263強カロリーは油です。全体の57%強になります。理想的な一日の脂肪摂取量はエネルギー(カロリー)の25%とも10%以下のも断言する栄養学者がいます。いずれにしても、黄金のアーチのソーセージエッグマフィンは「健康食品」とは言えません。それに、厚生労働省の目標とする1日の塩分摂取量の目安は1日10グラム以下です。しかし、WHO(世界保健機関)が理想としている塩分摂取量の目安は1日5グラムから6グラムと発表しています。サンド1個で一日摂取量の半分か1/5のなってしまいます。高血圧の方は要注意ですね。

 とは言え、当方は黄金のアーチのソーセージエッグマフィンに使われているアメリカ風ソーセージ・ミートが大好きで、普通のスーパーには置いていません。子供のごろ、週末の朝はソーセージの焼いている香りで目覚めたら、すごく嬉しかったです。アメリカのソーセージ製造社が経営するレストラン・チェーンでは一日中、ブレークファストが食べられて、どんな料理もソーセージが使われています。すごく美味しいですが、そこで食べた日はたくさん運動して、他の食事をかなり控えないとたちまちベルトの穴を2つぐらいずらさないと締まらないほどカロリーが高いと思います。
 日本人が様々なウィンナーやホット・ドッグのようなソーセージを食べているのに、普通のスーパーでソーセージ・ミートは買えないのが不思議です。
 そこで、ご紹介するのは自宅で作られる「アメリカン・ブレークファスト・ソーセージ」です。豚の挽肉を使いますので、ダイエット食品ではないが、焼いた後にフライパンに残った油を捨てて、ペーパータオルなどで表面の余分な油を拭き取ると少しはマシだと思うようにしています。それに、塩の量も大分少ないです。
 味がなじむように、前の日か焼く数時間前に材料を混ぜて、冷蔵庫で寝かします。自分で言うのは何ですが、黄金のアーチよりかは数段に旨いです。ぜひ 試してください。

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レシピ
アメリカン・ブレークファスト・ソーセージ
材料: (円盤型パティー4枚分)
豚の挽肉 ・・・ 250gm
塩 ・・・ 小さじ1/2
コショウ ・・・ 小さじ1/2
セージ(乾燥・粉末)  ・・・ 小さじ1/4
ナツメグ ・・・ 小さじ1/4
ジンジャー(乾燥・粉末) ・・・ 小さじ1/4
タイム(粉末) ・・・ 小さじ1/4
一味唐辛子 ・・・ 少々(好みで)
水 ・・・ 大さじ2
メープルシロップ ・・・ 小さじ2 (蜂蜜やブラウンシュガーでもOK)
調理法:
1.材料を全部ボールに入れ、ゴムベラなどで、切るように混ぜ合わせる。(粘り気が出るまで混ぜると食感が悪くなるので、あまり捏ね回さないように注意してください。)
2.密閉容器に入れて、味が良く浸透するよう冷蔵庫で6時間から24時間冷しておく。
3.焼く時は薄めの直径9cmぐらいのパティー(ハンバーガーのような円盤型)にして、フライパンで軽く焦げ目が着くまで、弱火でゆっくり焼く。
4.焼き上がったら、ペーパータオルなどで表面の余分な油を拭き取る。

 写真は胚芽と植物繊維入りのイングリッシュマフィンを焼いて、脂肪分カットのとろけるチーズ、目玉焼きと薄くスライスした玉ねぎでブレークファスト・ソーセージをはさんだものです。熱いコーヒーと召し上がってください。ご自分の家で 「 ... 目覚めたばかりの五感を心地良くくすぐります。

今日の料理を作ってみた方はもちろん、
ご質問やメッセージのある方かも「コメント」をお待ちしています。
ヨロシク

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