2009年11月6日金曜日

Stuffed Eggplant

おしゃれな茄子のえび詰め

・ 春にはシンプルな焼き茄子にしょう油とおろし生姜がすごく美味しいし、焦げた皮をむいた時の鮮やかな緑色も目を楽しましてくれます。
・ しかし、秋茄子も格別なご馳走になりえます。世界中で茄子料理が様々で、味付けはその地方の特性を反映します。中近東では崩れるまで焼いた茄子をつぶして、練りゴマやにんにくなどで味付けをして、そのまま野菜とかパンといっしょに前菜として食べる「baba ghanouj(ババ・ガヌーッシュ)」があります。ほぼ同じ料理は英語圏の国に「eggplant caviar (エグプラント・キャビアー)と呼ばれています。中国ではご存知のマーボー茄や味噌炒めがあります。ギリシャ料理の代表的存在には「moussaka(ムーサカ)」という茄子、挽肉、トマトソース、ホイトソースとチーズをラザーニャ風に 焼いたものもあります。アメリカの茄子は大きくて(日本の米茄子よりさらに)、皮が厚いし、渋味があります。皮の厚さを利 用して、中身をくりぬいて、肉やチーズを詰めて焼く料理があります。作るのが少々面倒なので、週末など特別な日に 出されています。
・ 日本の長茄子を使うと比較的に早く出来ます。渋味を抜く必要もなく、皮ごと食べられます。詰め物にハムとえびを使って、特別な日(特別な相手?)にぴったりのおしゃれな一品を紹介します。


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レシピ
おしゃれな茄子のえび詰め
材料: (4人~2人分)
長茄子(大) ・・・ 2個(出来るだけ大きいものを選ぶ)
オリーブオイル(下準備用) ・・・ 適量(エキストラバージン)
むきえび(小) ・・・ 12尾(調理法参照)
オリーブオイル(調理用) ・・・ 大さじ1(エキストラバージン)
ハム(スライス) ・・・ 2枚(細かく切っておく)
玉ねぎ ・・・ 1/4個(細かいみじん切り)
赤ピーマン ・・・ 1/4個(細かいみじん切り)
おろしにんにく(チューブ入りでOK) ・・・ 少々
ビール ・・・ 大さじ3(辛口の白ワインでもドライ白ベルモットでもOK)
レモン汁 ・・・ 小さじ1
ケチャプ ・・・ 小さじ1
イタリアン・ミックス・スパイス ・・・ 小さじ1/4
塩・コウショウ ・・・ 各1摘み
パン粉 ・・・ 大さじ2
パセリ ・・・ 大さじ1(細かいみじん切り)
パルメザン・チーズ ・・・ 大さじ1
えびの準備用:
| 塩 ・・・ 少々
| 日本酒 ・・・ 大さじ2

調理法:
A. 茄子の下準備:
  1. オーブンを210℃に予熱する。
  2. 茄子を洗って、水気をふき取って、縦半分に切る。手で皮と切った面もオリーブオイルを薄く塗る。
  3. クッキングシートを敷いたオーブン皿に茄子を切った面を下において、オーブンで10分間焼いてから、ひっくり返して 、きった面を上にしてさらに10分間焼く。
B. えびの下準備:
  1. 茄子を焼いている間、えび(小さい冷凍のもので良い)を凍ったままで塩を少々ふって、ボールに入れ酒をかけて、 時々混ぜながら自然解凍する。
  2. 少しやわらかくなったら、酒を捨てて、えびをみじん切りにする。皿にとっておく。
C. 茄子を詰めて焼く:
  1. 焼いた茄子が手で触られるほどに冷めたら、少し身を残しながら、皮が傷つかないようにスプーンなどで茄子の身をはずす。(がんばって身を全部はずしてしまうと、皮が薄くなりすぎて、ぺたんこになってしまうので、注意)。はずした身を粗く刻んで、皿にとっておく。
  2. フライパンにオイル大さじ1入れて、ハム、玉ねぎ、ピーマンとにんにくを加えて、中火で5分炒める。
  3. くりぬいて刻んだ茄子の身、ビール、レモン汁、ケチャップ、イタリアン・ミックス・スパイスと塩・コウショウを加えて、水分が半分ぐらい なくなるまで炒める。
  4. えびを加えて、さらに1分間炒めてから、火からおろす。
  5. パン粉とパセリを加えて、混ぜ合わせる。
  6. 茄子の皮をクッキングシートを敷いたオーブン皿において、出来た詰め物をそれぞれに乗せて、上にパルメザン・チ ーズを振り掛ける。
  7. オーブンの温度を180℃に下げて、チーズに焦げ目が着くまで焼いて(10~15分)出来上がり。
ぜひ 熱々で食べましょう!!!

作ってみて方からのコメントをお待ちしています。

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