2009年12月17日木曜日

Crispy Wraps : AmeFoodie Style

アメフーディー流・クリスピー・ラップ

ラップとは
 この頃、コンビニやスーパーでピタパンやトルティーヤか少し正体不明なパンに巻いているサンドウィッチを「ラップ」などという名前のものが売られるようになりました。(ラップサンド、ロールアップ、ハンディータイプなど呼び方は様々ですが。)その大半は電子レンジで温めてから食べるようになっているようです。残念なことにパンは電子レンジで熱してしまうと特質が変わって、歯応えが悪くなるので、商品に本物のピタやトルティーヤは使えないようです。

 元々、「ラップサンド」はたぶん、ギリシャ料理の「ギロピタ」(薄くスライスした肉と野菜をピタで巻いて、手巻き寿司のように食べるもの)か、メキシコ料理(厳密に言えばテクス・メクス料理)の「ファヒータ」という小麦のトルティーヤに調理した肉や野菜を乗せて、手で巻いて食べるものでしょう。
- ギロピタの写真はここ
- ファヒータの写真はここ

 そして、とても人気が高いベトナム料理の「生春巻き」があります。もちろん、「パン」で巻いている訳ではないが、肉と野菜を何かで巻いて、手で食べるということで原理的に「ラップサンド」の一種だと思います。

 市販しているものより美味しいラップを食べたいです。しかし、日本ではピタパンやトルティーヤはそう簡単に手に入りやすくないし、生春巻きの皮(ライスペーパー)が少々扱いにくいものです。そこで、今日ご紹介する料理は、外があったかく、中の野菜がシャキシャキしていて、比較的に簡単に作れて、材料がどこでも売っている「クリスピー・ラップ」です。中身のバリエーションは無限にありますので、手順を覚えたら、自分だけのオリジナルなラップサンドが開発できます。 ぜひ お試しください。


写真にクリックすると大きくなります。

レシピ
アメフーディー流・クリスピー・ラップ
チキン・ベーコン
材料:(2人分)
A ドレッシング:
練りゴマ ・・・ 小さじ1
マヨネーズ ・・・ 大さじ1
チリ・ソース(シラチャなど) ・・・ 小さじ1/2~小さじ1(好みの辛さで)
レモン汁 ・・・ 大さじ1
ゴマ油 ・・・ 小さじ1/2
B 詰物:
ベーコン ・・・ 3枚(カリカリに焼いて、崩す)
蒸し鶏(胸肉) ・・・ 胸1枚分(肉を裂いて、5cmに切る)
ベイビーリーフ ・・・ 1パック(洗って、水気を良く切る) 
 - 貝割れ大根 ・・・ 1パック(根を切り取って、洗って、水気を切る)
長ネギ ・・・ 1/2本(5cmの白髪ネギに切る)
C ラップ:
春巻きの皮 ・・・ 6枚
水溶き片栗粉 ・・・ 適量
植物油 ・・・ 小さじ1
調理法:
1.A ドレッシングの材料をボールに入れ、よく混ぜ合わせる。
2.B 詰物の材料を加えて、ドレッシングが全体にいきわたるまで混ぜる。
3.春巻きの皮を使って、中華の春巻きより詰め物を多目にし出来るだけ丸く巻く。水溶き片栗粉でしっかりとめる。
4.広いフッ素加工のフライパンを中火でよく熱して、油 小さじ1/2を入れて、ペーパータオルで広げる。ラップ3本ずつ入れて、ころがしながら手早く表面全体に狐色になるまで、焼く。(上の写真参照) 残りの3本も同じように焼く。
5.手で食べやすいように、ラップの半分をクッキングシートなどで巻く。(とても熱いので、火傷をしないように注意してください。)

バリエーション:
ラップに詰めるものは基本的に何でもいいので、好みのドレッシング(水っぽくならない程度)と火を通した肉(ハム、ローストビーフなど)と野菜を食べやすいように千切りにすればOK。洋風の材料なら、チーズも入れると少しとけるので、よくまとまる。他には:
 蒸し鶏、きゅうり、ネギとゴマだれなら、バンバンジー風!
 ゆでたえびを半分に割って、香菜、ナンプラとシラチャで味をつけた戻し春雨なら、ベトナムの生春巻き風!

今日の料理を作ってみた方ももちろん、
ご質問やメッセージのある方からのコメントもお待ちしております。

ヨロシク

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