2009年12月16日水曜日

Little Turnips in Dahl Curry

かぶ入りダール(豆カレー)

 寒い日には辛い料理が食べたくなります。(蒸し暑い日にも辛い料理が合うから不思議です。)韓国、タイとインド料理はすぐ浮かびます。日本の「カレーライス」も美味しいですが、本格的なインド風カレーで部屋中に異国の香りを漂わせてもいいですね。さらに100円ショップでインド産のお香を買って炊くと尚エキゾチック!
 以前の投稿でも「カレー」のルーツを話していますが、今日のレシピのテーマは「香り」ですから、カレー粉を鍋に加える前に一度 乾煎りをします。煎ることによって、さらに香りが良くなるばかりではなく、味にコクが出ます。お好きな香辛料(シナモン、カルダモン、クミンやコリアンダーなど)があれば、カレー粉に加えていっしょに煎ると自分だけの味が生まれます。大人の味をするには唐辛子を加えてください。
 野菜だけのカレーですから、とてもカロリーが低くて、豆の植物繊維が体に非常に良いので麦ご飯といっしょに召し上がって、お変わりもしてもいいと思います。(「ヘルシー」ではないかも知れませんが、鶏の唐揚げとかなり合います。) ダールに入れる野菜はかぶ以外に、にんじん、さつま芋、大根やジャガイモでもとても美味しいですので、ぜひ 試してみてください。


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レシピ
かぶ入りダール(豆カレー)
材料:(3~4人分)
玉ねぎ ・・・ 3個(みじん切り)
植物油 ・・・ 大さじ1
レッド・レンティル(レンズ豆) ・・・ 150g(約180cc)
生姜 ・・・ 3cm(皮をむいて、千切り)
にんにく ・・・ 4かけ(みじん切り)
カレー粉 ・・・ 大さじ3(調理法参照)
マスタード・シード ・・・ 大さじ1
ゴマ油 ・・・ 大さじ1
かぶ(小) ・・・ 6~8個(皮をむく)
顆粒昆布だしの素 ・・・ 小さじ1(無添加、あれば減塩)
水 ・・・ 適量(約800cc)
ガルバンゾ豆(ひよこまめ、缶詰) ・・・ 350~450g(洗って、水気をきる)
かぶの茎と葉っぱ ・・・ 3~4個分(よく洗って、水切りをし、みじん切り)
ココナツミルク(パックか缶詰) ・・・ 150~250ml
ガラム・マサラ(あれば) ・・・ 小さじ2
塩 ・・・ 小さじ1+適量
好みで:
唐辛子(キムチ用粉末など) ・・・ 小さじ1~3
調理法
1.玉ねぎと油を厚手の鍋に入れ、濃い狐色になるまで炒める。最初は中火で絶えず混ぜながら炒めて、少し焦げたところが現れたら、火を極細いとろ火にして、玉ねぎを広げて、時々混ぜて、広げてを繰り返しながら、さらに炒める。15~20分はかかる。(火が強すぎたら、全体的に狐色になる前に、苦い、黒く焦げたとろこが出来てしまうので、気長にやるようにしよう。)
2.玉ねぎを炒めている間に、洗ったレンズ豆をたっぷりの水につけておく。
3.玉ねぎに色が付いたら、生姜とにんにくを加えて、よく混ぜ合わせて、2分ほどとろ火のままで炒める。
4.カレー粉を小さいほうろう鍋かフライパンで 鍋をゆすりながら2、3分間 煎る。(色が少し変わって、香りが立つ。煙が出たら、すぐ火からおろす。)玉ねぎのなべに加える。(唐辛子を使う場合はカレー粉といっしょに煎る。)
5.マスタード・シードとゴマ油をほうろう鍋かフライパンに入れて、揺らしながら火にかけて、シードがはじけるまで炒める(2、3分)。(シードが鍋の外へと飛ぶので、片手に蓋を持って、鍋を覆う。)「パン、パン」と音がしたら、シードを玉ねぎの鍋に加える。
6.レンズ豆、かぶとだしの素を玉ねぎの鍋に加え、かぶがひたひたになるよう水を注ぎいれる。中火で沸騰するまで炒める。火をとろ火におとし、蓋をして、かぶがやわらかくなるまでの込む。(約20分間、レンズ豆はだいぶ崩れている。)
7.ガルバンゾ豆と小さじ1の塩を加えて、中火にして沸騰させてから5、6分煮込む。
8.その間、みじん切りにしたかぶの茎や葉っぱを耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジで3分加熱する。冷たい水で冷やし、よく水を切ってから、カレーの鍋に加える。
9.ココナツミルク(とガラム・マサラ)を加えて、混ぜながら、3、4分間炒める。(沸騰し始めたら、火をさらにおとす。沸騰するとココナツミルクが分離する恐れがある。味には問題ないのだが、見た目が少し悪い。
10.味をみて、塩で整える。

今日の料理を作ってみた方ももちろん、
ご質問のある方やコメントのある方からのメッセージをお待ちしています。

ヨロシク

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