2009年12月4日金曜日

Juicy, Apple Stuffed Pork


ジューシーな「ポークのりんご詰め」


 子供のころ、11、12月は親戚の皆が集まって、いっしょにご馳走を食べるのが最大の楽しみでした。(サンタさんからのプレゼントと同じぐらいうれしかったです。)記憶に残る味は様々ですが、年末の香りと言ったら、シナモンだと思います。甘いものだけではなく、さつま芋のキャセロール、丸ごとにオーブンで焼いた巨大なハムなど、色いろな料理にシナモンが使われています。特にりんごとシナモンのコンビが寒い冬をあっためてくれました。丸ごと焼きりんごが大好物です。

 アメリカで感謝祭やクリスマスのディナーの人気脇役は「スタフィング(詰め物)」という物です。本来、ターキーに詰める、薫り高いスパイスや野菜で味付けたパンなどで作ります。しかし、ターキーに入れられる量が限られていて、母はいつも別にもスタフィングだけを作っていました。得意レシピにはりんご、玉ねぎ、パンとポーク・ソーセージ使っていました。ターキーに入っていたスタフィングはターキーの肉汁で非常に美味しくなっていたが、別の鍋で作った「詰め物」も残らずに食べられていました。

* 豚肉とりんごの相性が抜群に良くて、ぜひ 皆さんが年末の忙しさと寒さを忘れられるよう、香りの記憶と母の料理を合体して、スタフィングにしてしまって、今日の料理を開発しました。

* ポーク・ソテー用の肉より薄いもので、油分の少ない生姜焼き用の大きめのものを探してください。アルミホイルに包んで焼くので、とてもジューシーに仕上がります。親戚の皆さんにも食べさせてください。



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レシピ
ポークのりんご詰め

材料:(2人分)
生姜焼き用豚肉の薄きり(ロース) ・・・ 4枚(計320~400g)
塩・コウショウ ・・・ 各・小さじ1/2
オリーブオイル ・・・ 大さじ1(エキストラバージン)
バター ・・・ 大さじ1
りんご ・・・ 1/2個(皮をむいて、みじん切り)
玉ねぎ ・・・ 1/2個(みじん切り)
セロリ ・・・ 1/2本(みじん切り)
パン ・・・ (調理法参照)
辛口の白ワイン ・・・ 大さじ3
生バジル ・・・ 葉っぱ6枚(手で細かくちぎる)
シナモン ・・・ 小さじ1/4
塩 ・・・ 1つまみ
用意するもの: 
* アルミホイル、25cm正方形を4枚
* オーブン用の皿

調理法:
オーブンを180℃に予熱する。
1. アルミホイルを2枚重ねにする。
2. パンの下準備: 食パンなら1枚、フランスパンなら2枚、トースターで焼いて、1cm角ぐらいのさいの目に切っておく。
3. 豚肉に塩・コウショウをふる。フライパンにオイルを入れ、
豚肉を中火で両面1分ずつ軽く焼きます。器に取っておく。
4. 同じフライパンに残った油にバターをとろ火で溶かす。りんご、玉ねぎとセロリを加えて、中火で3分間炒める。
5. パンを加えて、よく混ぜ合わせてから、ワイン、バジル、シナモンと1つまみの塩を加えて、炒める。
6. 水分がほとんどなくなって、パンが少し崩れ始めるまで炒めてから、火を止める。
7. 2枚の豚肉を一枚ずつ用意した2つ二枚重ねアルミホイル正方形の真ん中において、の りんごとパンの詰め物を半量ずつ、豚肉の上に乗せる(こぼれてもOK)。 その上に残った一枚ずつの豚肉を乗せる。
8. アルミホイルを折り畳み、詰めた豚肉をきつく包む。
9. オーブン皿において、180℃で30分焼く。
10. アルミホイルを開けて、ポークのりんご詰めを取り出した、皿に盛る。


今日の料理を作ってみた方はもちろん、質問なる方、コメントのある方からも メッセージをお待ちしております。 ヨロシク

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