・ 意外な材料の組み合わせだと思われるかも知れませんが、豚肉とさつま芋の愛称がとてもいいです。世界中色いろな国々にさつま芋と豚肉の煮込み料理があるようです。
・ 今日紹介するレシピならどこか和食の感覚を残しながら、アメリカ南部の田舎料理も味わえます。(戻した干しシイタケとにんにくも不思議に合って、なんだか中華料理のような香りになります。それにセージという西洋香辛料が加わって、複雑で、味わい深い組み合わせが生まれます。)
・ このブログのテーマである「多国籍料理」の代表的な一品です。もしもルイジアナ州で生まれたご主人のために日本人奥さんが夕飯を作ったら、こんな一品になるのではと思います。
・ 題して、「豚ヒレとさつま芋の国際結婚煮」を紹介します。寒い日にぴったりです。
レシピ
豚ヒレとさつま芋の国際結婚煮
材料: (2人分)
小麦粉 ・・・ 大さじ山盛り1
塩 ・・・ 小さじ1/2
コウショウ ・・・ 小さじ1/4
豚肉(ヒレ・かたまり) ・・・ 250g(2cm角・さいの目に切る)
オリーブオイル ・・・ 大さじ1(エキストラバージン)
玉ねぎ ・・・ 1/2個(みじん切り)
日本酒 ・・・ 100cc
シイタケの戻し汁 ・・・ 100cc
オレンジの絞り汁 ・・・ 50cc(市販の100%ジュースでも可)
マスタード(フランス産) ・・・ 小さじ1(ディジョンの粒タイプでもクリーミータイプでも良い)
サツマ芋 ・・・ 250g(皮をむいて、2cm角に切る)
セージ ・・・ 生なら:3枚をみじん切り・乾燥粉末なら小さじ1/2
にんにく ・・・ 2かけ(細かいみじん切り)
干しシイタケ(スライス) ・・・ 30g
水 ・・・ 適量
好みで:
水溶き片栗粉 ・・・ 適量
調理法:
A) 干しシイタケを水で戻し、戻し汁100ccをとっておく。
B) 豚肉を塩・コウショウで下味をつけてから、小麦粉を全体にまぶす。
C) 厚手の鍋にオイルを入れて、豚肉と玉ねぎを肉の色か変わるまで(約4分)中火で炒める。
D) 酒、戻し汁、オレンジ汁とマスタードを鍋に加えて、鍋底のこげを竹べらなどではがすように混ぜながら、炒める。
E) さつま芋、セージ、にんにくとシイタケを鍋に加えて、混ぜ合わせる。
F) 材料がひたひたになるまで水を足す。中火で煮て、沸騰したら、火をとろ火に弱めて、蓋をする。
G) 肉に火が通って、さつま芋がやわらかくなるまで、時々混ぜながら、煮込む(約40分)。
H) 味を見て、塩・コウショウで整える。
I) とろみが足りない場合は水溶き片栗粉でとろみをつける。
皿に盛って、セージの葉っぱなどの緑色で飾ってください。ご飯のおかずでも、パンと食べてもいいです。
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